平成20年度　　疑問症例検討会内容　（10月04日開催　於：滋賀医大）

　　　　　　　　　　＊ 組織にて確定されていない症例につきましては、確定次第掲載します。

　　　　　　　　　　＊ 画像をクリックすると拡大写真が見れます。

●耳下腺腫瘍の疑い。FNAの細胞診にてワルチン腫瘍の疑い�Va、今回、迅速診断時にスタンプ標本作製

Pap

　●組織診断：Acinic cell adenocarcinoma（腺房細胞癌）

　材料：子宮内膜

　年齢：３１歳、女性

●子宮体癌、卵管癌の疑い

　●組織診断：Degenerative atypia with numerous calcified glanules

　材料：子宮内膜

　年齢：４４歳、女性

●子宮膣部びらん、子宮体癌の疑い

　●組織診断：Undifferentiated carcinoma with endocrine differentiation

　材料：左頸部腫瘤

　年齢：６８歳、男性

●画像上は微小石灰化を示唆する点状高エコーあり。転移性リンパ節、悪性リンパ腫疑い

　●組織診断：　癌、分類未確定。

　材料：子宮頸部

　年齢：80歳、女性

●外子宮口から突出する腫瘍あり。膀胱癌の既往歴あり。

　●組織診断：　Malignant Mixed Mullerian Tumor

　材料：腹水

　年齢：77歳、男性

　●組織診断：　腺癌、原発不明。

　材料：胸水

　年齢：80歳、女性

　●組織診断：　癌、原発不明。

　材料：膵液

　年齢：７２歳、男性

　●　IPMT、癌疑い。

　材料：膵液

　年齢：81歳、女性

　●　腺癌疑い　

　材料：子宮内膜

　年齢：５６歳、女性

　● 良・悪性の判断つかず、意見を聞くために症例提示

　●全体的意見：シート状配列が主で、細胞質も厚いことから反応性変化を考えるべきではとの結論。